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Education


コラム:日本語教育(その一)
アメリカで日本語教育
〜 英語をその都度、日本語に言い直させる 〜


アメリカで暮らす子供に日本語を習得させるのは、思った以上に大変です。  子供が小さく英語環境に触れていない(現地保育園などに通っていない)間は、親が日本語のみで話すことで、なんとか日本語を維持・向上させることができたとしても、現地校が始まった途端、子供はどんどん英語を吸収していきます。毎日5〜6時間現地校で英語で授業を受けてきた子供達の頭の中はすっかり英語モード。家に帰っても英語で話しかけてくるようになります。


そんな時、子供に日本語を習得させたいと思っている親なら、どのように対応するべきなのでしょう?


よく見るのが子供が英語で話し、親がそれに日本語で答えるという光景です。子供は日本語が理解できるので、コミュニケーションは成り立ちます。そして、親の方も、自分が日本語で話しているのだから、いつかは子供も日本語で話してくれるだろうと願っていると思います。しかし、残念ながらこれではいつまでたっても、子供は日本語を話せるようになりません。子供は日本語の話し方が分からなくなっているのです。


日本語で上手く説明できないから、英語で説明するのです。それは日本語で話す、説明する訓練をしていない、そしてそれが必要ない環境で育っているからなのです。子供が英語で話しかけてきたら、その英語をその都度、日本語に言い直させて上げて下さい。例えばこんな感じです。


子供:「I read a book today.」
親:「『今日、本を読んだ』って言ってごらん。」
子供はこの短い文章でさえ、一度ではスラスラ言えないかもしれません。言えない場合は、短く区切ってひとつずつ言わせて上げて下さい。
「きょう」「ほんを」「よんだ」
これができたら、
「きょうほんを」「よんだ」
これもできたら
「きょうほんをよんだ」
と、最後はひとつの文書をスラスラ言えるようになるように、手助けしてあげて下さい。とても大変な作業です。


家事に追われている時に、そんな余裕はないと言う方も多いと思います。でも、もし本当に子供に日本語を話せるようになってほしいと願っているのなら、この根気のいる作業を、子供が日本語を流暢に話せるようになるまで年齢まで続けていくしかないのです。


そんな長く険しいバイリンガルまでの道を、少しでも楽しくやっていくこと、そして同じ目標を持つ仲間を見つけ、情報をシェアすることも大切です。


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この4月にピーチツリー市に開校された『みなみ日本語学校』では、4月8日(土曜日)午前10時〜午後2時まで無料体験入学を行います。日本のお菓子とお茶付きで、時間内ならいつ来ても、いつ帰ってもOKです。一度是非見学にいらして下さい。詳しくは、左記電話番号かeメールアドレスまでご連絡ください。☎ 770-580-3618 • info@MinamiJapaneseLanguageSchool.orgwww.MinamiJapaneseLanguageSchool.org


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About Writer

ビグス モカ 潤子

Master of Arts in Teaching and Learning with Technology
サバンナ日本語学校を設立運営を経て、とんぼ学園にて数年日本語教師を勤め、この4月にみなみ日本語学校を開校。2児の母。

 

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